消費者調査法(第1回)


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消費者調査法


この授業の枠組み

課題:消費者を研究するにはどうしたらいいのか?

一般的課題:消費者はなぜ買うのか?どのようにして使うのか?どのようにすれば便利か?どのくらいニーズ(需要)があるのか?現状はどうなっているのか?

研究法一般の課題:その結果が結果といえるようにするにはどうしたらいいか?

→実験計画法


既存資料の利用
香川大学内の資料を中心に説明した
消費者行動文献案内

 政府系調査、民間系調査 非常にたくさんの調査がある。
本や報告書
TRC新刊書籍検索
http://www.trc.co.jp/trc-japa/search/trc_www.asp
調べ

その他 http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/link.html#shoten

データ OF DATA

 ビジネスデータ活用事典

日本能率協会総合研究所マーケティングデータバンク編 日本能率協会
マネジメントセンター 

本体1942円 19cm 277p
分類:R350.31 件名:日本-統計-書誌 92016102
4-8207-0890-2/1992.05 対象:般

データ& data

 ビジネスデータ検索事典

日本能率協会総合研究所マーケティングデータバンク編 日本能率協会
 

本体1980円 19cm 418p
分類:R350.31 件名:統計-書誌 87-16947
4-8207-0417-6/1987.07 対象:般

【品切れ】
「民力」(朝日新聞社)は毎年データが更新されるので便利。

そのほか「なんでもランキング」系などでも調べられる。
また、

アンケート調査年鑑  1998 下

政治・社会・時事

竹内宏(たけうち・ひろし)編 並木書房 

本体8000円(セット本体16000円 分売不可) 26cm 
p563〜1130
分類:R361.91 件名:社会調査 98034400
/1998.08 対象:般

なども便利なものである。同系統のものがいくつか出ているので、各種参考にする。

雑誌としては調査がよくでているのは、「ブレーン」「日経消費経済フォーラム・会報 Monthly Forumu」(経済研究所にあり)など。その他学術雑誌。日経産業新聞、日経流通新聞の専門新聞のほか業界紙。日経新聞土曜日”(http://b2o.nikkei.co.jp/index.cfm?yes_time=T)


インターネットでも利用できる。
「中央調査報(No.556)」よりインターネットを利用した統計データ入手法 に調べ方がある.

堀 啓造の「消費者行動 & 市場調査」のページ(http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/marketing.html)ではそのようなところのリンク集になっている。そこで紹介しているものを少しあげておく。

政府系調査は、項目別整理した次の2つがいいリンク集になっている。
統計リンク集 愛媛大学法文学部総合政策学科佐藤研究室
http://greenwood.cpm.ehime-u.ac.jp/sato/link/

ついでに,
人口ピラミッド図 PSI年報(2001)
団塊世代,団塊ジュニア

都道府県別データでは、
MC-統計

香川県統計情報データベース
http://www.pref.kagawa.jp/toukei/
が図解もしてくれていい。

民間での調査は多くある。おすすめは、
博報堂生活総合研究所
http://www.athill.com/
日経リサーチ
http://www.nikkei-r.co.jp/report.htm
そのほかいろいろ見てください。

検索エンジン
Google
検索デスク 検索エンジンリンク

そのほかに、メールマガジンという形式のものもあります。インターネット関係のデータには強いので要注意です。
メールマガジン 『今日の雑学+(プラス)』 こちらにもありました.
メーリングリストsurvey


こういうもので間に合わない場合は自分で調査することになる。

調査法の本としては

末永俊郎編『社会心理学研究入門』東京大学出版会(1987)
豊田秀樹『調査法講義 』朝倉書店(1998)

心理学の研究法については、
東京大学出版会『心理学研究法1〜17』 1973年前後

マーケティングリサーチについては
近藤光雄『マーケティング・リサーチ入門』第3版 日経文庫(2004)
吉田正昭・仁科貞文・天野祐吉・志津野知文『広告の心理−消費者の心をつかむ』有斐閣新書(1982)
朝野煕彦『マーケティング・シミュレーション−情報化時代の戦略的活用法』同友館(1990)
朝野煕彦『マーケティングリサーチ最前線−データ収集のニューウェーブ』同友館(1992)
朝野煕彦『マーケティングリサーチ工学』朝倉書店(2000)
林英夫他『体系マーケティングリサーチ事典 新版』同友館(2000)

社会調査については
浅井 晃『調査の技術』日科技連出版社(1992)
島崎哲彦『社会調査の実際−統計調査の方法とデータの分析−』学文社(2000)

調査を実際にどう活かして行くかの具体例としては
陸正『変わる消費者、変わる商品−消費財の開発とマーケティング』中公新書(1994)
がいい。

最近はポストモダン研究がありかなり自由度が高まっているが、あやしい領域ほどしっかりした研究法が必要である。

定性的方法(qualitative method)
内観法(自己観察法)、プロトコール分析(発話分析)、ケーススタディ(事例研究)
 定点観測 予備調査的なもの。非構成的方法。

以下の方法は定性的方法としても使えるが,定量的方法として使うことが多い。
観察
実験
調査
面接調査、電話調査、

検査

研究の第一歩
何が知りたいのかはっきりさせる
結果によってどういうアクションをおこすか?

10月8日課題:マーケティングリサーチということばをタイトルまたは副題に含む本をリストアップせよ。その本は絶版になってますか?(インターネット検索)

(1)検索したサイトの名前とurlをあげる.
(2)その中で読んでみたい本をしいて3冊あげよ.
本のリストは書誌事項をきちんと書くこと.著者,タイトル(サブタイトルがついているならそれもあげる),出版社,出版年

(4)schosa@ec.kagawa-u.ac.jp にメールする.
メールの題名は「10月8日課題」
必ず学籍番号,氏名を入れること.
提出は必ず香川大学のパソコンから学籍番号がわかるようにする.

期限は2004年10月14日18時00分

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